境港市渡町の海産物のきむらや(木村隆之社長)で1日、恒例の春の花展が始まった。今年のテーマは「宙」。玄関や会議室、社長室など社内を会場に華やかな約20点が飾られ、市民らを楽しませている。2日まで(午前9時半〜午後5時)。
新入社員の歓迎と地域への感謝を込めて毎年春に開催。草月流の山口清沙さん(92)の指導で、同社華道部13人の力作が並ぶ。
ツバキ、ガーベラ、フリージアなどの花木を配した大作「八雲立つ神話の空」をはじめ、ムスカリ、レンギョウに加えて着色した流木などで青い空と大地を表した「地球」、花とともにプラスチック素材をらせんを描くDNAに見立て生命と宇宙を表現した作品などがあり、来場者は創造性豊かな作品に見入ってた。
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