中東を中心にスーパーマーケットなどを展開するバーレーンの財閥「ジャワド・ビジネス・グループ」のファイサル・ジャワド会長兼CEOが18日、ハラール認証を取得する境港市渡町の「海産物のきむらや」を見学した。19日も出雲市内の農園に訪れるなど、山陰両県の食の生産現場を見て回った。
夫婦で来日したジャワド会長は、親交が深い同社の木村隆之社長の仲介で視察した。ジャワド会長は農園3か所を訪れ、ブドウやイチゴなどを試食。「農産物の品質が均一で素晴らしい。中東で紹介したい」と述べた。20日は美保神社(松江市)を参拝したり、安部栄四郎記念館(同)で紙すきを体験した。
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