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    2012年4月3日
    記事・報道
    「色鮮やか花展」「新年度を飾る華道創作20点」
    (山陰中央新報、日本海新聞)
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    境港市渡町のモズク加工・健康食品製造販売会社「海産物のきむらや」で2日、春の花展が始まった。新入社員を花で迎え入れる恒例行事で、一般にも開放している。3日も。社屋の玄関や階段に、同社の華道愛好者13人が生けたチューリップ、スイートピーなど21点を陳列。銀色に塗った竹を土台に、紫のマドリードや赤のアンスリウムをあしらったオブジェ風の作品などが目を引いている。初めて来場した湖山恵美子さん(52)=米子市中町、自営業=は「個性的で、人柄が伝わる作品ばかり。色鮮やかで、春らしい気分を味わえた」と笑顔を見せた。
    ※本記事は(株)山陰中央新報社の許可を得て掲載しています。本記事の著作権は(株)山陰中央新報社に帰属します。

    境港市渡町の海産物のきむらや(木村隆之社長)で2日、恒例の「春の花展」が始まった。黄色を基調にした華やいだ作品20点が各部屋などに展示され、市民らを楽しませている。3日まで。新入社員を花で迎えようと始まり、地域の人たちにも公開されている。ことしも山口清沙さん(草月流)の指導を受け、同社華道部のメンバー13人が「祝」「よろこび」「躍動」などそれぞれのテーマで創作に取り組んだ。このうち、会議室に展示されるグループ作品「春いちばん」は菜の花、コデマリ、ユキヤナギ、チューリップなどを奔放に生け、自然の野山の春の息吹を感じさせる大作。また、「勇さんの船出」をテーマに、白い舟形の花器に、帆にみたてたリュウゼツラン、熱帯植物のキングプロテイアの花をあしらった個人の力作、杉の皮にアルミ箔を貼り、竜を表現した天井飾りなど趣向を凝らした演出も目を引いている。このほか、元新聞記者の岡田昭博さんの山岳写真展「わたしの山」も併催されている。
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